【議会発信】第3回定例会で代表質疑をしました |
決算特別委員会では、3つの分科会に分かれて連日局別の審査(質疑)が行われます。今回、私は第2分科会に所属しました。以下、その質疑の概要です。 【環境局】 ●多井畑西地区等の市街化区域での里山 保全について ●神戸市環境局職員のアスベスト被害の 健康調査について 【保健福祉局】 ●C型肝炎患者の早期発見・早期治 療のための個別勧奨実施について ●『資源物持ち去り禁止条例』施行後の対応について |
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【建設局】 ●土砂災害・水害・津波災害のハザードマップの利用・活用について ●ハザードマップの作成過程における市民意見の反映について 【交通局】 ●神戸市の「ノーマイカーデー」の突然の廃止について ●高齢者の外出支援について ・コミュニティバスの普及 ・昼間時間帯のバス増便【新在家南町~六甲道駅】 ・乗り継ぎ割引制度の周知と改善 【水道局】 ●水道事業における人材育成・技術継承について ●水道料金見直しについて ・節水が報われる水道料金体系の見直し ・転出入時における水道料金ダブル徴収について |
高齢者や障がい者、子ども、女性の「働く場」「集う場」の紹介コーナー
今回の「ご紹介します!」は、灘区の摩耶海岸通の復興住宅、HAT神戸灘の浜4号館の集会所で、毎月第1火曜日11:30~地域のボランティアの皆さんが取り組んでいる『今日はカレーの日です』。 復興住宅は高齢化が深刻な問題です。住民が集まる“場”があればつながりができます。ここは、そのような“場”で、カレーの日に、地域の方が集まってきます。カレーも手作りでとても美味しいのですが、たくさんの人とおしゃべりしながら食べると、もっと美味しくなります。私も時折訪ねて一皿250円のカレーをいただくことがあります。少し遅れると「売り切れ御免!」で外れることもありますが、何よりもおしゃべりしながらカレーを食べるのがとても楽しみです。 |
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◆不妊治療に対する特定治療費助成について ◆「ひとり親」家庭について
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【小林】「ひとり親」家庭は、近年増加しており、母子・父子、離婚・死別、親と同居・別居、非正規社員・正規社員、持ち家・借家・公営住宅によって、置かれている状況は様々です。そのために、「ひとり親家庭は・・・」とひとくくりできるものではありませんが、総じて「どんなに懸命に働いても食べるだけで精いっぱい、とても子どもの“教育”までには」というのが多くの「ひとり親」家庭の現状だと言えます。
今、神戸市は、「ひとり親」家庭の子どもを対象に学習支援を行っています。しかし、このような対処療法的な支援策では根本的な解決には至りません。その他にも「ひとり親」家庭への支援策は数多くありますが、周知の問題もあって、決して十分に機能しているとは言えません。また、就労面においても、非正規問題をはじめ、男女の賃金格差、今尚残る性別役割分業が根底に横たわっているなかで、これらの課題を解決しない限り、「ひとり親」家庭の、とりわけ母子家庭の多くは、低賃金で不安定な非正規社員の働き方を選ばざるを得ません。
そこで質疑しますが、「ひとり親」家庭への支援策が、それぞれ、どれほどの効果が上がっているのかの検証と、「ひとり親」家庭でも、心豊かに子育てができるような支援計画を立て、実効性のある支援に取り組むべきではないかと考えるがどうか。
【市長】「ひとり親」家庭の実態調査にもとづく検証を実施し、来年度改定の『神戸っ子すこやかプラン』及び自立促進計画に盛り込む予定。
【小林】このたび「ひとり親」家庭応援ハンドブックができましたが、その内容については、父子家庭に福祉パスが交付されていない事や非婚・未婚者には寡婦控除がなされていない事等の不公平な課題が残っています。父子家庭への福祉パス交付や「みなし控除」の適用を図るべきだと思うがどうか。
【市長】寡婦控除については、国で判断するべきものだが、事柄によっては、自治体が独自に判断しても違法ではないわけで、寡婦控除の「みなし控除」適用については、国の制度改正がなされるまで、神戸市としては議会の意見や他都市の状況を踏まえて検討させていただきたい。
公開講座「どうなる介護保険制度の見直し?」
介護保険の見直しが来年度から始まります。制度がどのように変わるのか、安心していつでも介護を受けられるのか、そんな不安を多くの人が抱いています。 11月27日、新社会党神戸市会議員団主催で、神戸市の『出前トーク』を利用し、公開講座を開きました。当日、介護者、高齢者、介護職員、ケアマネージャー、事業者等々、多くの関心のある方の参加のもと、神戸市の介護保険課の職員の話を聞き、積極的な質問も出されました。 現在、すべての区で、神戸市主催の介護保険についての説明会が開かれています。ちなみに、灘区は、2015年1月10日(土)14時~15時半(於:六甲道勤労市民センター)です。ぜひ、申込んでください。 【申込み先:総合コールセンター℡078-333-3330 (8時~21時)先着順。2015年1月8日迄】 |
◆年金・医療・介護の分野での社会保障制度の改悪は高齢者に大きな影響が出てきています。無年金者や低年金者が増えており、それは生活保護受給者増につながっています。◆超高齢社会、介護サービスの給付費が膨らみ続けることから「要支援1・2」の高齢者を介護保険の対象から外し、地方自治体に委ねようとしています。◆母子・父子家庭、いわゆる「ひとり親」家庭が急増しています。それなりの支援施策はありますが、一生懸命働いても尚、生活は厳しいという実態があります。◆障がいのある人もない人も混ざり合って学び、働き、暮らすことを願っています。しかし、世の中が厳しくなればなるほど、その矛先が、障がい者に向けられていきます。◆子どもの貧困率は16.3%。6人のうち一人が経済的に苦しい状況に置かれており、就学援助の子どもの増加に表れています。このような経済的貧困のみならず“つながり”の貧困問題もあります。
8月~9月にかけて、灘区民ホールにおいて、「年金」「介護」「ひとり親」「障がい」「子どもの貧困」の5つのテーマについて講師の方々のお話を聞きました。また、参加者からも意見が出され、多くのことを学ぶことができました。今後の取り組みに生かしていきます。
恒例のリサイクルバザーでは、毎回、品物提供も多くなり、大変喜んでいます。また、当日も、たくさんの方の参加で、今回も、売上金の一部を東北の支援活動を行っている団体にカンパさせていただきました。
今回のカンパ先は、神戸市内のNPO法人『市民活動センター神戸』の「選べる!福島応援寄付」による(東日本大震災と原発事故からの復興に取り組む)福島県の5つの市民活動団体です。その中の一つ、若者による舞台活動などで地域を活性化する『ふくしま新文化創造委員会』に送らせていただきました。
*お詫び 来春のリサイクルバザーは、統一地方選挙のため、中止させていただきます。
介護・子育て・労働・くらしの相談
尚、都合により不在の時もあります。ご了承下さい。
◆黄色いボードに赤いシールを! 毎月やってきた街頭での議会報告。 今、「皆さんが“神戸市に望むこと”に1枚赤いシールを貼ってください」 と呼びかけています。 また、水道筋の事務所前にも、ボードを置いています。 お買い物がてらぜひお立ち寄りいただき、 赤いシールをポンと貼ってください。
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◆皆さんに三つのお願い!
一つめは、皆さんの周りの方に小林を口コミで紹介してください。
二つめは、お知り合いの方をお一人でもお二人でも小林にご紹介ください。
*ご紹介はがきを同封しています。
三つめは、皆さんの周りの小さな集まりから大きな集まりまで小林をお誘いください。
編 集 後 記
◆早いもので、2014年も終わろうとしています。今年は、本当に災害の多い年でした。多くの尊い命が奪われた広島の土砂災害の山々は花崗岩まさ土でできています。六甲山も同じような地質であることから多くの皆さんから不安の声が寄せられています。異常気象が続く昨今、神戸市も、地震・津波対策のみならず、早急に土砂災害の対策にも力を入れる必要があります。毎年、全戸に配布されている広報・防災特別号『くらしの防災ガイド(保存版)』ご存知ですか。一度広げていただき、皆さんのお住まいや避難所等の確認をお願いします。今、神戸市に地域ごとの説明会開催をも求めています。 ◆課題の多い神戸市政ですが、まだまだやらなければならないこと、もっともっとやりたいことがあります。来春4月3日告示12日投票の統一地方選挙。ぜひ皆さん!引き続き活動の場を作っていただきますように宜しくお願いします。パワー全開です。(小林るみ子) |
ブログアドレスは「http://www.tanpopo-club.net/」
もしくは「小林るみ子たんぽぽ倶楽部」でみることが可能です。
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