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2015.8月号

   

ブログアドレスは「http://www.tanpopo-club.net/

もしくは「小林るみ子たんぽぽ倶楽部」でみることが可能です。

ご意見やご感想がございましたらお聞かせください。

「憲法記念日」集会後のデモ行進

 

7月17日、自民党と公明党の“数は力”で「安保関連法案」が強行採決されてしまいました。戦争経験者が、『70年前の頃と同じようだ』と言われるように、安倍政権は、着々と戦争への道を歩んでいます。知らないうちに知らないふりをしているうちに、戦争に巻き込まれてしまいます。

「日本で戦争なんてあり得ない」そんなことを思っていた若者も今、「戦争はいや!」と声を上げ始めています。

この危険な流れを止めることのできるのは、私たち一人ひとりの想い、意思表示です。

私たちが今ほどにしっかりしなくてはならない時期はありません。

 

【議会発信】総務財政委員会における審議から


* 今年度は総務財政委員会に所属しています。6月議会での報告をします。*


◆「安保関連法案廃案の意見書を国に」と言う請願が二つ出されましたが、

答弁できる神戸市の局がないということで質問もできず、結局、請願について各会派の意見表明、意見決定で終わりました。請願紹介議員を同じ会派のあわはら富夫議員(中央区)【写真左】が担い、請願者のアイ女性会議の副代表が陳述を行い、総務財務委員の私が以下の意見表明をしました【写真下】。
結果は、採択を主張したのは私と共産党の委員だけで、民主党は「ここでは結論を出さない」という意見表明をし、後日の本会議では、民主党の議員は全員本会議場を退出し、採決に参加しませんでした。中央の民主党とは違った対応です。請願を採択し意見書を通して市民の声を民意を国に上げることに尽力することが今、私たち地方議員に課せられていることだと思います。

 

 

 


【意見表明】
戦後70年を迎えた今、戦争や原爆経験者が高齢化する中で、当時のことを語り継ぐことが徐々に困難になりつつあります。
それでも今尚、『神戸空襲を記録する会』をはじめとした多くの個人や団体が、後世に戦争の悲惨さを平和の尊さを語り継ぐ努力をしています。それは「二度と過ちを繰り返させてはならない」という強い思いがあるからです。
 その一方で、現安倍政権は、「戦争ができる国」づくりに邁進しています。この危険な流れに、多くの人が、「戦後80年はないかもしれない、その頃は、戦前、いや戦中になっているかもしれない」と、危機感を抱くようになっています。一昨年の「特定秘密保護法」、そして、集団的自衛権行使容認の閣議決定、それに法的根拠を与える「安保関連法案」。いわゆる戦争法案は、これまで“憲法違反”と自らが規定してきた集団的自衛権を解釈改憲で行使しようとするもので、立憲主義に反するものです。
この間、そのことを巡って、国会内外で違憲論争が高まっています。憲法審査会で、自民党推薦の参考人を含む憲法学者3人の“憲法違反”、いわゆる違憲発言が一石を投じました。さらに、内閣法制局の歴代長官5人の内4人が違憲との考えを示す等、法案の合法性は、揺らいでいます。

 

今、国会周辺では、連日、座り込み行動や国会包囲行動が展開されています。また、全国各地においても、若者が女性が「戦争させない」「戦争したくない」と自ら声をあげるようになっています。
神戸市でも、この日曜日、弁護士会主催で、法案の廃案を求める集会が開催され、主催者発表9000人が県下各地から集まりました。「この子が幸せになるようにと育てている。戦争にいかせるためじゃない」と、初めて集まりに参加した母親。

「黙っていると認めることになる」と、70年前に、空襲を経験した高齢の男性等、それぞれに“自らの意志”を表明するために集まった“熱い”集会になりました。


「非核神戸方式」、「平和都市宣言」を持つ神戸市として、「意見書」を通して市民の声を民意を国に上げることに尽力することが今、求められているのではないでしょうか。


 

【議会発信】議員の政務活動費問題・・・等

[総務財政常任委員会のつづき・・・]
◆春の統一地方選挙において、「投票に行きたかったけど行けなかった」と言う声を聞きました。身体的な理由で投票所まで行けない方々です。現在、郵便による不在者投票と言う制度があります。何らかの理由で投票できにくい人を対象に郵便で受けつけるというものです。  
対象者については、二度の拡大が行われ、今、要介護度5の人もその対象になりました。しかし、要介護度2~4の人も「行きたくても行けない
という声があります。総務財政委員会の場で、「投票の現状を調べてみてはどうか」「要介護度2~4の人も郵便による不在者投票の対象になるように条件の見直しを国に求めるべきではないか」「ヘルパーの仕事のひとつに“選挙”があることから、同行サービスを介護事業所等に周知する必要があるのではないか」と、質疑しました。行きたくても行けないという人の投票権の保障です。

 

1400万円返却での幕引きは許されない

政務活動費不適正支出問題について議長に申し入れ

 

昨年の兵庫県議会の”号泣県会議員“問題。また、全国でも政務活動費の不適正支出報道が相次ぐ中、神戸市も同様のことが発覚しました。非常に残念です。今回の事件の全容解明を行い、責任の所在を明らかにし、市民に説明責任を果たすことが、市民の議会への信頼回復と今後の再発防止になると考え、新社会党神戸市会議員団は、7月7日、以下の項目を検討・実施するように議長に申し入れをしました。


1、 今回の事件で、未だ未解明な点や経過が多く、引き続き当事者から事情聴取を続け、事件の全容を解明すること
2、 今回の委託先業者が十分な調査体制や実績がある業者かどうか、実体も含め調査すること
3、 今回の事件の責任所在を明らかにし、市民に謝罪すること
4、 今回のアンケート調査の客観性、公正性等の評価・検討を行うこと
5、 委託調査のあり方について検討を行い、最低限必要な調査基準等を設けること。また、第3者による客観的な調査報告書の評価が可能な体制を整えること
6、 政務活動費領収書のネット公開を行い、政務活動費の透明性を高めること

 

政務活動費の透明化を!費用弁償の廃止を!

私は、事務所家賃・携帯電話通信費・交通費等は政務活動費から支給するべきではないと考え自己負担しています。また、「報酬の二重支給ではないか」との指摘のある費用弁償(いわゆる交通費)についても廃止するべきだと考え、毎回、受け取りを拒否しています

。引き続き費用弁償の廃止を求めていきます。(小林るみ子)

【地域発信】戦争につながる法案を廃案に!

 

【写真:神戸市内各所】
◆今年は戦後70年、戦争や原爆経験者が高齢化してくる中で、後世に語り継ぐことが徐々に困難になってきました。それでも『神戸空襲を記録する会』の被害者の名簿作成や『神戸市原爆被害者の会』の「原爆と人間」写真展、ろっこう医療生活協同組合の職員による戦争や原爆経験者からの“聞き取り”等、多くの人が地道な活動を通して懸命に“語り継ぐ”努力をしています。二度と繰り返させないために懸命です。

 

【写真:7月26日国会前の暑~い熱~い集会】

 

 

 

 

◆その一方で、安倍政権は”戦争ができる国“つくりに奔っています。その暴走を止めようと今、「安保関連法案を廃案に!」「アベ政治を許さない」等、一人ひとりが声をあげるようになっています。政府与党は「3連休を挟めば空気が和らぐだろう」と考えていますが、和らぐどころか、世代を超えた多くの人の怒りの輪は、国会周辺だけでなく全国いたるところに広がっています。同時にアベ政治への支持率は急降下。安倍首相の祖父、岸信介が退陣に追い込まれた支持率28%に近づきつつあります。安倍政権を支持しないことが「安保関連法案」廃案に繋がります。

 

 

【地域発信】改選後の総会&懇親会

6月6日、改選後初めての「総会&懇親会」を開催しました。場所は、いつもの原田の森ギャラリーです。約100人の参加で、会場は和やかな雰囲気の中で催されました。
1部は、あわはら富夫新社会党兵庫県本部委員長・神戸市会議員、ろっこう医療生協金丸正樹専務理事からの来賓挨拶の後、「4期目のスタート。介護、子育て、残された震災の課題への取り組み等、多くの課題がある神戸市。小さな会派だが、継続的に取り組み続けること、小さな声を取り上げることを基本姿勢に頑張ります!
と、小林るみ子から挨拶がありました。

 


2部は、懇親会。弁当を食べながら、友人のはるまきちまきさんの歌・演奏を聞き、皆で歌い、恒例のろっこう医療生協のフラダンスサークルの有志による踊りを楽しみました。

 

 

 

高齢者や障がい者、子ども、女性の「働く場」「集う場」の紹介コーナー

ご紹介します!12 クッキー屋さん『ボレロ』

 

障がい者事業所の『ボレロ』は、今回、あらたに水道筋商店街のメインストリートにお店を出すことになりました。場所は、小林るみ子さんの事務所の近く(斜め向かい)で、『ボレロ』手作りのアーモンドクッキーやパウンドケーキを販売します。
『ボレロ』は、これまで大正琴で障がいのある人を主体としたコンサートをしたり、またその他のバザーなどにも参加してきました。そのひとつの理由として、地域社会に障がい者が参加していくという事があります。今回、小さいながらクッキー屋さんとしてデビューするということは、いよいよ地域社会にもデビューしていくことです。世間の荒波にいよいよ突っ込んで行くのですが、周囲の人たちに手助けしていただきながら商店街にゆっくりと馴染んでいけたらと思います。
また、地域の人たちも『ボレロ』を通して何か感じとっていただければ幸いです。まだ店の名前も決まっていない小さなクッキー屋ですが、店の中にも休憩する場所なども作っていきますので、皆さま、ゆっくり立ち寄っていってください。9月4日午後2時オープンです。(支援員 高石祥太)


    
【倶楽部発信】 お知らせ

◆みなさ~ん、一緒に作りませんか!観ませんか!

 


【牛乳パックやストローでミニ工作】
★日時:未定(たんぽぽ倶楽部前に掲示します)
★場所:たんぽぽ倶楽部
★参加費:無料
【昔懐かし紙芝居】
★日時:未定(たんぽぽ倶楽部前に掲示します)  
★場所:たんぽぽ倶楽部
★参加費:無料
*お問合せは、たんぽぽ倶楽部へ
(月・水・金曜日午後1時~午後5時℡078-802-1125)

 

◆秋のリサイクルバザーについて
秋のリサイクルバザーは下記の日程で行います。ぜひご参加ください。

品物のご提供宜しくお願いします。
★日時:10月4日(日)・5日(月) 午前10時~午後4時
★場所:たんぽぽ倶楽部

*ご注意 品物回収については、主催者側の都合により、9月26日(土)と27日(日)の2日間に限定させていただきます。ご了解の上での連絡をお待ちしています。尚、ご持参いただく場合はたんぽぽ倶楽部までお願いします。
*連絡・お問合せは、たんぽぽ倶楽部へ(月・水・金曜日午後1時~午後5時℡078-802-1125)

 

 

◆介護・子育て・労働・くらしの相談

★電 話での相談 ℡078-802-1125(事務所)
★事務所での相談 毎月第2土曜日10:00~12:00 
*ご注意 
事務所での相談日を第1土曜日から

第2土曜日に変更しました。
なお、都合により不在の時もあります。ご了解下さい。


 


編  集  後  記

 

暑中お見舞い申し上げます

 

◆7月28日、都賀川水難事故で5人の尊い命が奪われてから早や7年経ちました。今年も偲ぶ会と慰霊式の二つに参加しました。何年経っても忘れられません。忘れてはいけません。二度と繰り返させないために地域で検証を続ける女性の皆さんとともに私もこだわっていきます。
◆この頃から異常な気象現象が続くようになりました。ゲリラ豪雨・津波・土砂災害・・・まさに災害大国日本です。7月中旬の大雨では、灘区内においても、「避難勧告」が出されました。しかし、伝わっていなかった人や避難しようとしなかった人まで様々でした。もっともっと対策を強化しなければなりません。
◆熱中症にお気を付け下さい。まだまだ暑い日が続きます。         (小林るみ子)

 

 
 

   

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